ゴリラはマッキーで描ける気がしないぜよ・・・
そんな弱気を吐いていたのだが、B.エドワーズ女史が『内なる画家の眼』という本でも提唱している「逆さま描き」を使うことで描けるようになった。
そう、この絵は、モチーフ(写真)を逆さまにして、キャンバスも逆さまにして描いたものである。

ひたすら「見えたものを描く」ことに集中する。
自分の思い込みで線を捏造するのをやめて、ひたすら見えた線や形だけを追っていく。
正直、描いている途中は、自分でも何を描いているのか、ゴリラのどの部分を描いているのかもよくわからなくなったりする。
当然、仕上がりも不安になる。
それでも見えた線を信じて追っていく。
逆さま描きは、しっかり「見る」訓練になるのはもちろん、出来上がった作品が、自分の感覚をもっと信頼していいんだよ、そう呼びかけてくれる気がする。
TOMOKO
